ブラックバーン戦

ローバーズ 4−3 ユナイテッド
ゴール:サハ、ニステル*2


優勝争いもほど遠く、それでも4位には入れる状態。見るほうも気楽である。試合が面白ければそれでよい。この試合は望み通りに打ち合いになってくれたので、それなりに楽しめた。
サハがようやく戦力になってきたようだ。スピードもあるし粘りもある。両足も使える。この日の終盤のようにサハが入ることによって、ルーニーを(攻撃的)センターハーフに置くことができ、点が欲しい時の強力なオプションの1つになる。




言うまでもなくこの試合は守備が酷かった。笑ってしまうほど悪かった。連携は悪いし、個人の守備としても要所を抑えられない。攻められたらもうダメって感じだったな(笑)。
個人的に以前から、ミッドフィールドも出来るのではないかと思っていたリオも全然ダメ。この試合を見る限り、中盤をこなすスキルがないように思える。例のオウンゴールも・・・まぁ酷い。「寝返ったかリオ!」と一瞬思ったほど(苦笑)。


数年前、リオ・ファーディナンドが頭角を現した頃、これは凄い選手が出てきたと思った。それまでのイングランドディフェンダーのように簡単に飛び込まずに、間合いで勝負をするクレバーなディフェンダー。ボール捌きも正確で前線へのフィードも頼りになる。たしかイエローカードをほとんどもらってない選手でもあったハズ。
能力は高いはずなんだが、時折いただけないプレーをする。しかもセンターバックだからそのミスは非常に目立つ。技術不足というより軽率(=集中力の欠如)な感じがする。だから(今でも十分一流ではあるが)最高の評価を得るまではいってない。ユナイテッドに来てから少し伸び悩んでる部分もある。少し残念。
代表ではジョン・テリーの方が頼りになるのかな。