トリニダート・トバゴ戦を振り返って


ランパードのキックの精度が今ひとつ足りず*1オーウェンは相変わらず何もしない。
それでも主要な大会でここまで攻め続けるイングランド代表が見れて満足だ。
相手が弱いからとも言えるが、あの速いパス回しが見れたのが嬉しい。このパススピードこそがイングランドの最大の武器だ。
あと控えにスピードタイプのレノンとダウニングが居るのが大きい。特にイングランドの右サイドはスピードのある選手がいないのでレノンの存在は大きい。これから強力な攻撃のオプションになりそう。


問題はフォワードだ。
見たところルーニーは試合勘も戻ってないこともあって、まだまだだ。オーウェンは全然だし・・・。特に相手ががっちり守備を固めてきた場合、活躍の場はない。
今のところフォワードの軸はクラウチで良い。オーウェンよりはずっとポストプレーもしてくれるし調子もいいようだ。なによりベッカムを生かせる高さがある。彼のヘッドは叩きつける力が弱くゴールになる確率は低いが、それでもほとんど競り勝てるので相手にとっては嫌だろう。マークを集中させざるを得ない。


今のイングランドにはシアラーのような本格的なCFがいない。ちょっと前まではいたのに・・・。ちょっと将来が不安。

*1:それでもチャンスシーンに顔を出すあたりさすがだが