1位vs4位、2位vs3位


プレミアリーグファンであるとは言っても、今シーズンはユナイテッドの試合しか見ていない。ハイライト番組もたまに見る程度だし。
しかし今週末はリーグの4強が直接対決をするという事なので久々に生で観ようと思う。
今週のプレミアリーグハイライトショーで圧倒的な力を見せたチェルシーリヴァプールアーセナルマンチェスター・ユナイテッドについて戦力分析・・・ではなく簡単に感想を書いてみると。

チェルシー

一昨シーズン、昨シーズンの輝きはもう失われている。ドログバを筆頭に数人の選手の活躍だけでこの順位(2位)につけているに過ぎない。時間をかけずに急に作ったチームなだけに、壊れるのも早いと思う。
ただ、憎たらしいほど強いチェルシーは好き・・・というか、強くあって欲しいので、モウリーニョが去ったあとも、ドログバロッベン、ツェフなどはチームに残って欲しい。

リヴァプール

イングランドでは最多の優勝回数を誇る古豪。ホームスタジアムのアンフィールドにはイギリスに旅行することがあったら一度は訪れてみたいもの。
何回かリヴァプールの試合を見たことがあるけど、試合内容・試合運び・個人能力はユナイテッド、チェルシーアーセナルとは差があると思った。それに安定性にも欠ける。チームの中心ジェラードがムラの選手だからチームもそれに同調しているようだ。
ただし今年もCLモードというものが存在しているようだ。リーグでリヴァプールと当たっても怖くないけど、チャンピオンズリーグでは当たりたくない。
あと、このチームは監督が変わると急に強くなる可能性もある。

アーセナル

ベンゲルの好むボールテクニックに優れた選手を集めた結果、イングランド人はその中に入らないようだ(苦笑)。
実際、選手個人個人の技術力はリーグで一番高いと思う。若いチームへのシフトも成功しつつある。一時はダメかと思ったが、さすがベンゲルとしか言いようがない。
ただ、このチームもムラがあり、いいときは本当に素晴らしいパス回しをするけどダメな時は全然ダメで、見ていてもそれはすぐに分かる。今は「いい方」だと思うが。

ユナイテッド

今シーズンのユナイテッドの最大の特徴はアタッカー陣の充実だ。サア、ルーニーに加え、生粋の点取り屋タイプのスールシャールラーションも加わった。さらに今や相手チームにとって最も脅威となる選手となったクリスティアーノ・ロナウドがいる。サアとルーニーの決定力が落ちている分を彼が補っている。最近の彼の活躍を絶賛します。
このクリロナギグスがいないときは代役となるパクチソンの存在も大きい。サイドアタッカーが務まるのがこの3人しかいないのは少し心細いが。
サイドバックが面白いように攻め上がり、何処からでもチャンスを作れる今のユナイテッドの攻撃には文句がない。前線は本当に充実している。弱い所があるとすると中盤より後ろだ。楽な相手の場合は気にすることもないけど、ユナイテッドの中盤のボール支配能力はそんなに高くない。今度対戦するアーセナルの中盤の制圧力は強い。ここでどこまでやれるかが試合結果よりも注目するところだ。ここで互角の勝負ができればチャンピオンズリーグでも勝てると言える。
中盤を支配されなければ割と簡単に勝てる・・・と思うのは楽観視しすぎかな(笑)。