CLリール戦


一昔前はヨーロッパの色々な国のサッカーを観るのが好きだった。しかし今ではイングランド、それもマンチェスター・ユナイテッドの試合しか観なくなっていた。今日2年ぶりに見たチャンピオンズリーグの試合を観ても知らない選手の多いこと(笑)。サッカー通とはもう呼べないね・・・。

リール戦は

1−0のスコアで勝ったけど、逆のスコアで負けていてもおかしくない試合だった。先制点になるべきヘディングシュートはノーファールだと思うし、ギグスフリーキックはルール上は問題ないのかもしれないけど、逆の立場だったら怒ると思う(笑)。


それにしてもリールは難しい相手だった。解説者が言うように本当にユナイテッドをよく研究していた。特にクリスティアーノ・ロナウドを完璧に抑えたのは見事だった。2人がかりのディフェンスで1人が当り、もう1人がスペースをカバーする。スピードのあるドリブラーを止める見本のようなディフェンスだった。こうなると「ドリブルで仕掛けられる選手が少ない」というユナイテッドの昔からの弱点が目立つようになる。ディフェンスの壁をこじ開けられない。大型のFWがいないのも痛い。この辺りの課題を克服できないようだと優勝は狙えない。
ただルーニーが少しずつ良くなってきているのが心強い。上記のような弱点はあるものの、ポジション的にみれば特に弱いところはない。(サアの元気のなさと、大事な試合でのスコールズの累積警告による出場停止が懸念材料と言えばそう)。


何と言ってもアウェーで勝ち点3を上げられたことが大きい。これでかなり楽になった。リールはバランスのよい好チームに見えたが破壊力は感じなかったので2戦目も大丈夫でしょう。嫌な相手だけど怖さはない。