FAカップ準決勝


今更ながらのビデオ観戦。
2試合観たけど、どちらの試合でもウェインブレーのピッチが柔らかすぎるのか、ボールコントロールに苦しむ選手が多かった。グラウンダーのパスはイレギュラーバウンドするし、トラップも跳ねる。したがって前線にロングボールを放り込む蹴り合いの要素も強かった。試合は接戦だったし面白かったけど、小気味良いパス回しはほとんど見られなかったな。
この準決勝に望んだユナイテッドはレギュラーメンバーを外した所謂「Bチーム」。選手層の厚いユナイテッドだけど、ここまでメンバーを落とすとゲームの組み立てができない。経験のない若い選手達はテベス、朴、リオ、エブラ、スコールズベルバトフらスタメンクラスと比べると現時点ではかなり劣る。それでもベストのエバートンと互角の試合をしたのはさすがユナイテッドだけど、結局はPK戦による敗戦。FAカップの決勝戦はリーグもCLも終わったあとの5/30だから、もう少し本気のメンバーで戦って欲しかったのが本音だ。まぁ現場はいろいろ大変なのでしょうけど。
残るタイトルはプレミアとCL。2位のリヴァプールはもうプレミアしか残ってないので当然残りは全部勝ちに来るでしょう。ユナイテッドも同じく全力をプレミアリーグの試合に注げば逃げ切る可能性は高い。しかしチャンピオンズリーグがある。こっちも欲しいと思うのは当然の事。ファギーがどういう選択をするか楽しみではある。