ニューマシン

steelgray2007-10-17



普段メールやインターネットなど軽い作業はノートパソコンでしているのだが、もう1台デスクトップの古い自作パソコンも使っていた。
しかし今となっては古いWindows2000を使用していて、その間何度もパーツを差し替え、アプリケーションのインストール/アンインストールを繰り返し、2台あるハードディスクは無計画にパーティションを切られていて、その結果かなりパフォーマンス(速度)が落ちていた。
特に必要もないけど気分転換にOSとハードを一新してやろうと決断する。
最初、知識がないため有名メーカーパソコンを買おうとした。地デジチューナー内蔵モデルやスリムボディは魅力だけど余計なものが多く値段も高い。それならと次はカスタムメイドのオンラインショップのマシンを狙う。OSはVistaはカス!というのは知ったけど(笑)、どうせならということでコイツのBusiness版。CPUはIntel Core 2 Duoで決まり。メモリは2GBは要るかな。HDDは500GB欲しい。モニター、光学ドライブ、キーボードは持ってるのを使うので不要。この条件で調べると予算は9万円を少し超える程度。しかしHDDのパーティションを切るのが有料だし、適切な設定もわからない。
そんなわけで近くのショップ「パソコン工房」に赴く。こういう自作パーツ屋に入るのも何年ぶりだろう(笑)。
昔はやたらメーカーやスペックにこだわっていたが、今はそんなものはないので店員任せでパーツを選んでもらうことにした。聞くとVistaは3D機能を使うのでM/B内臓のVGA機能を使うより別途VGAカードを追加したほうが良いとのこと。しかしこれだと10万を超えてしまう。「う〜ん」と悩んでいたら、店員から天の一声。「AMDなら安くなりますよ」。AMDのCPUはやたら熱くなり昔は苦労したのを知っていたので躊躇していたら、店員は「今はそんな事はない」と言う。なるほどそうか。それにAMD製CPU対応のM/Bに載っているRadeonなんたらというグラフィックチップはオンボードにしては高速らしい。IntelのCPUで組んだときより2万円以上安くなるし速度も変わらないとのこと。これで決まりだな。結局CPUはAMD Athlon 64*2 5200+(2.6GHz*2)というモデルにした。あとは適当に(笑)。


で、組んでみたのだが思うことはやはりVistaは重い。10年前からしたらとんでもないスペックなはずなのにOS自体が重たい。それでデュアルコアのCPUや高速大容量メモリが不可欠なんだな。車に例えると、頑丈かつ豪華装備で重くなったボディを大排気量エンジンで無理やり走らせてる感じだ。まぁ確かに見た目は綺麗だし、いろいろと便利にはなってるけどね。