唯一無二のチーム

今朝、モスクワのルジニキ・スタジアムで選手と関係者が歓びを分かち合っているシーンと見ていて思った。このチームには物語がある。言っちゃ悪いけど(いいでしょここは僕のblogだから)、今のクリスティアーノ・ロナウドを欲するようなプライドのないチームにはユナイテッドのような物語性はない。ファギーのユナイテッドは成長するチームだ。9年間見てきて思った。その間たしかに悪い時期もあった。戦術や補強、あと一部の選手との関係の悪さから監督ファーガソンに強い不信感を持った時期もあった。しかし彼の野心は衰えることはなかった。ファギーの一番凄いところは、これだけタイトルを取っているにも関わらず常に野心を持ち続け上を目指していることだ。たしかに今シーズンのユナイテッドは結果的には完璧だった。しかしフットボールの質で言えばまだまだ上はある。さらにスペクタクルなサッカーを求め、極めて難易度の高いチャンピオンズリーグ連覇という偉業を達成して欲しい。もちろんファギーもそれを目指しているはず。もう(昔みたいに)辞めてくれ、とは言わない。100年でも200年でも続けてくれ(笑)。
最後にもう一度言おう!
2冠達成おめでとう!