お久しぶり(笑)


自分の身に悪いことが起こる時より、したい事がない時の方が悲しい。
・・・なんでこうにも好奇心がなくなったのだろう。廃人化は進む一方な自分・・・

ちょっと前は興味があったワールドサッカー

たとえ「レアル・マドリードvsFCバルセロナ」のカードであっても今は見る気がしない。
今試合を観るのはマンチェスター・ユナイテッド絡みの試合のみ(と言っても録画放送=後述)。不本意な理由からw所有する事になったスカパーチューナーのおかげで昨シーズンまで9年間プレミアリーグを楽しむことができた。しかし月に3600円という金額は同じく1000円で視聴できた時期も経験しているだけに、いかにも割高だ。頭に来た。ということでスカパー自体を解約していた。今シーンは途中からだけどN局の放送で観戦している。録画放送だけど自分にはこれで十分だ。実況解説も悪くないし。


今シーズンのユナイテッド

今シーズンの試合を全て見たわけじゃないが、過去2シーズンに比べると弱くなった、と思う。1番の強みであった守備も少し脆くなっている。過去2シーズン素晴らしいパフォーマンスだったリオの凄みが少し薄れたのがその原因。あとエブラとヴィダは相変わらず良いけど右サイドバックが弱い。ラファエルは若すぎるしギャリーのプレーもあんまり良くない。
中盤の構成力もイマイチ。元々守備陣やアタッカー陣に比べると弱い中盤だけど、やはり強い相手だと劣勢に立たされる。ボールをキープし続ける能力に欠ける。結果ポゼッショんで優位に立てない。今のままだとバルセロナあたりと戦ったら試合を支配されてしまう。
そんな中盤でフレッチャーが気を吐いている。ポジション争いが激しい中で彼に居場所はないと思っていたが、腐らずに頑張っている。攻撃にも積極的に絡みセントラルミッドフィールダーとしての仕事をこなしている。やるなフレッチャー。
攻撃はエースのC・ロナウドの得点力が光っている。直接FKの威力も戻ってきたし頼もしい限り。彼は欠点もあるけど総合的に見ればやはりスペシャルな選手。新戦力のベルバトフのテクニックは凄いと思うが、まだ周りの選手と合っていない。ファギーは本当に強い相手と戦った時に攻撃の基点を作れないという欠点を解消するためにベルバトフを獲ったのだと思うが、高さを生かしたヘディングシュートがないのならテベス先発の方が試合は面白いと思う。
今のユナイテッドの選手層は厚い。リオ、ヴィダ、エブラ以外のポジションはそこそこのバックアッパーが控えている。それでも今シーズン今まで見た内容ではリーグもチャンピオンズも無理かなというのが予想であり感想。期待するのはもちろん全員だけど、その中でもキャリックアンデルソン、ナニかな。この3人はもっと活躍できると思う。


昨日のガンバ大阪

国立競技場(違う!横浜国際競技場)のベンチにサー・アレックスが座っているのを見て、一瞬「あれ?」と思ってしまう(笑)。
もちろんこの試合は音声ミュートもしくは副音声で観戦するのが正解。でないと耳が腐り脳に腫瘍ができるw。


前半慎重だった試合は、後半にガンバ大阪が1点を返してからお互いがむきになったのが面白かった。あそこまで守備網に穴(スペース)だらけなユナイテッドは久しぶりに見た。でもスカスカ守備はこの試合だけにして欲しい(笑)。


ユナイテッドの選手の感想をちょっと言うと

ファン・デル・サール
まぁまぁ。シュートを打たれるシーンもバックパスも多かったのでテレビに映ってる時間は多かった。3失点はどれもシュートが素晴らしくゴールキーパーのせいではない。

ギャリー・ネビル
あんまり良くなかった。パスの精度が低く、前線との連携も上手くいかなかった。守備でも守るのが精一杯といった感じ。全体的にプレーに余裕がなかったな。

リオ・ファーディナンド
最近のリオはおかしい。あんなに簡単にマークを外されるなんて。過去2シーズン封印していたはずのお得意?のポカも出るし。3失点は悔しいでしょう。

ビディッチ
点がなかなか取れない時はヴィダの頭が一番頼りになる。美しさのかけらもないが、先制点のヘッドはお見事。守備は・・・誰が、何が悪かったんでしょう?

エブラ
前半は役に立っていなかったが、縦への突破が増えた後半は良かった。フレッチャーのゴールシーンでの一連のプレーはこの日のユナイテッドで1番良かった。エブラの攻撃参加はユナイテッドに欠かせない。エブラが上がった裏も随分と狙われたのだけどw。

クリロナ
全然良くなかった。ミスが多くボールを失う場面が多かった。それほどマークがきついとは思わなかったが、ファーストタッチでスピードに乗れなかった。普段から通らないヒールパス(10回に1回は決まるのでめざましテレビで絶賛されるw)などが多すぎ。このクリロナを始めユナイテッドはマイボールをもっと大事にしないといけない。

アンデルソン
よく動いて攻守において活躍した。パサーが多いユナイテッドの中盤においてボールを持って動かせる彼の存在は大きい。

スコールズ
病み上がりでずっと試合に出てなかったせいもあるが、動きがのろい。体に切れがなくトラップ、ターン、キック全てが遅い。スコールズが元気だったらユナイテッドはもっと凄いサッカーが出来るのになぁ。まぁ失礼な言い方をすればこんなお遊び試合でのパフォーマンスなど大した意味はないのだけどw。

ナニ
最近はパクがここで使われることも多かったがこの試合ではナニ。ファギーが何を考えているかを想像すると楽しい(笑)。そのナニはエブラ同様に前半はいるだけだったが、動きが出てきた後半はかなり攻撃に絡めた。言えば判断力とラストパスの精度が課題。

ギグス
クリロナと比べるとまともなプレーをしていた(笑)。3アシストはさすが。9年前も同じ日本でロイ・キーンに決定的なラストパスを出したのもギグス

テベス
持ち前の球際の強さを発揮して交替するまでよくやっていた。テベスの良いところは相手選手と激しく競りながらも周りが見えていること。クリロナやナニに比べたらやや地味なプレーヤーだけど彼は無駄なプレーがほとんどない。

フレッチャ
やや精細を欠いたスコールズに替わって登場。スコアが2−1になった瞬間から派手に、そして大雑把になったショーに彼も当然参加した。上に書いたけど彼の4点目のゴールが一番きれいだった。

ルーニー
貫禄を見せ付けた10番。本当に凄いのはコイツかと思わせられることも多い。これが持続すればよいのだけど(笑)。